インターネット黎明期から30年。
今や、スマートフォンやタブレットなどデバイスの普及により、新しいメディアやツール、ビジネスモデルが形成され、これまでになかった価値の創造が日々繰り返されています。
そして、あらゆるサービスや業務がデジタルに置き換えられ、その利便性の高さや効率化はとどまるところを知りません。

そういう時代のなか、私たちは、ポータルサイト運営やコンテンツ制作・マーケティング分野といったデジタル領域と、イベントの企画・運営やキッチンカーでの移動販売事業、および取り扱いブランドのフランチャイズ加盟開発といったアナログ領域を横断してビジネスを展開しています。

なぜ、そのような両極でサービスを展開しているか？
それは、私たちがビジネスを進めるうえで「アイデアの原点は日常に転がっている」という感覚を常に持ち合わせ、どの局面でどういった方法をとるか、そして何と何を結びつけていくかという柔軟な思考に基づいた選択を繰り返してきたからだと考えています。

アナログのなかにデジタルが浸透し、デジタルの先にはまたアナログが存在しています。
「ネットとリアル」が相反した存在でありながら密接に関係しているように、デジタルとアナログは置き換えや分離できるものではないのです。

また、私たちはデジタルとアナログというフィールドだけではなく、「事業」と「商売」の両輪で駆動している会社です。
サービスとは、提供する側がアイデアを形にし、利用する側がそれを育てていくものだと思います。
「商売」によって消費行動を間近で観察し、今社会で求められるものは何かと想像を膨らませ、「事業」へと昇華させる。
私たち株式会社グリッドは、そんな多軸で展開する“クロスオーバー企業”でありたいと考えています。